2023.3.2
木曜日
朝から活動した。
濃いめに化粧をして、年明けに買ったゴムで髪を括った。
電車に乗る。
友人に会う。
駅から少し歩いて、美術館に着いた。道中ぱらぱら雨が降っていた。
この美術館に来るのは本当に久しぶりだ。
伝統工芸展をやっていて、友人がそれを見たいというので付いてきた形になる。客層は平日ということもあり、ほとんどが高齢者だった。そもそも若者がメインターゲットの展示ではないだろうが……。
着物、焼き物、人形などが展示室の中に等間隔に飾られていた。壁には職場体験に来たらしい中学生の写真が貼られていて、「着物の色の組み合わせを考慮して、資料の配置を考えました」とコメントが書いてあった。
二塚長生、という人の友禅訪問着「春動く」がかなり美しく、そればかり見ていた。
http://www.nihonkogeikai.or.jp/works/651/
ここで見られるが、本物の方がずっといい。他の染め物も見てみたいと思った。
美術館には、知らないうちにカフェが出来ていた。10年前の展示の図録は相変わらず売られていて、見本は日焼けしていた。六角紫水。
街まで歩いて、地面にマットの敷いてあるタイプのカフェに来た。後ろにはクッションがあって、マットの上には丸いテーブルの天板だけがある。天井は一般家庭のものより低い。映えるんだろうが、落ち着かなかった。
小鉢が選べるシステムで、3つ選んだ。
・サーモンとエリンギの天ぷらゴマだれ掛け
・レモンのクリームロールキャベツ
・ハッシュドビーフ
これに豚汁とご飯がついてくる。おいしかった。
目の前の若い女性4人組が、店の特性もあってかほぼ自宅のような状態で過ごしており、全員ミニのパンツ?のような大胆な格好で、生脚をクネクネさせながら自撮りをし、「ヤバ、それエアドロして笑」と爆笑し、店の雰囲気をぶち壊していて、面白かった。
お店の店員さんが、「食器お下げしてもよろしいですか?」と聞いた時に、「あ、大丈夫です。ごちそうさまでした。」と言っているのが更に変な感じがして面白かった。朴訥ギャル?
それから服屋をウネウネしていたら体力が尽きてしまい、飲み物を啜った。
アイスコーヒーの機械が壊れているので、アイスコーヒーが出せません、という貼り紙。
なるほどと思いながらレジでほうじ茶ラテのホットを頼む。
「すみません。今、機械の不具合で、ラテ類は提供できなくて……」
そんな。
「これもダメですか」
チャイティーラテを指す。
「すみません。ホットミルクを使うものは全て提供出来なくて……アイスならお出しできます」
「じゃあ、アイスで……」
「チャイティーラテのアイスですね?」
「いえ、ほうじ茶ラテのアイスで」
疲れた。
ホットコーヒーとホットのラテ全部が出せないカフェは本当にカフェなのか?
結局そこでうだうだし、カヌレを買って帰った。
頭痛がするので薬を飲んだ。
色々な要因で、不安が襲ってきた。
人間関係が変化するのは仕方がないのだが、蔑ろにされているなあ、と感じる時はどうしてもつらい。自分のせいなんだけれども。
苦しい。
・いいかもしれないと思ったもの
リンメルの、ブルーと書いてあるが明らかにグリーンのアイシャドウ
・精神の具合
よい→悪い